WordPressは、企業のウェブサイトやメディア、個人のブログなど様々なWebに利用されています。
便利なWordPressですが、記事を更新するたびに「変更履歴」というものが自動的に保存されているのをご存知でしょうか?
その変更履歴のデータ量が膨大になると、Webの表示速度やサーバーの容量に悪影響を及ぼすものです。
WordPressの標準機能として、リビジョン数の保存上限数を設定できれば良いのですが、現在(2024年時点)のところそのような機能はありません。
そこで今回はWordPressのリビジョン保存数の上限を設定する方法をお伝えしたいと思います。
目次
保存するリビジョン数の上限の設定
設定方法(wp-config.php に1行追加)
WordPressをインストールした直下に [ wp-config.php ] という設定関連の大事なファイルがあります。
そのファイルに以下の1行を追加するだけで、そのWordPressのリビジョン数の上限を設定できます。
数字部分が上限数ですので、以下の例では「リビジョン数は10個まで保存する」という設定になります。
数字はお好みに合わせて変更してください。
プラグインは無いの?
プラグインを使ってリビジョン数を制御することもできますが、WordPressにプラグインが多いと、管理の手間や表示速度に悪影響を及ぼす原因となります。
人によって運営方針はそれぞれですが、私の場合は「極力、プラグインは減らす」という方針をとっていますので、上記の [ wp-config.php ] の1行加えるカスタマイズ方法を採用しています。